サラリーマンは会社の福利厚生厚生制度を使い倒すことで節約に大きく貢献できます。
積極的に利用することで手元の資産を増やしていきましょう。
はじめに・・・サラリーマンは支出を税金で徹底的に絞り取られる
サラリーマンは給与所得を会社にすべて把握されている以上、地方税、所得税などの税金はがっつり徴収されてしまいます。このままでは可処分所得は一向に増えないので、サラリーマンの特権である福利厚生制度を最大限に活用してもらいたいです。

サラリーマンは自ら行動を起こして自分の資産を守る必要があります
福利厚生制度は基本的に自ら調べて申請しないと使えないものが多いと思います。自身の勤める会社ではどのような制度があるかアンテナを張っていってください。自分のを見を守るのは自分だけです。
福利厚生制度を活用する方針:現金と同等に使える制度を積極的に使う。
会社の福利厚生制度は手持ちの現金が増えるものから使っていくのがおすすめです。
よくある福利厚生制度と活用のポイント
住宅補助、家賃補助・・・持ち家、賃貸住宅の家賃の一部を会社が負担する制度です。会社によって借上げ社宅としたり、負担方法はばらばらですが、家計支出の大きな割合を占める固定費を削減できることは節約に大きく貢献してくれます。
会社によっては申請が必要なことがあるので、福利厚生制度をよく調査してみてください。一度申請してしまえば半永久的に固定費を削減できるため、やらない手は無いですね。
ちなみにですが、私は会社から極力近い場所へ住むことをおすすめします。移動時間は無いに越したことはないからです。
移動時間に自己研鑽に当てればよいという意見もあるでしょうが、毎日往復すべてを充てるためには相当な目標と意思がなければ続きません。
移動時間でダラダラと動画を見たり、漫画を見たり、SNSを見てしまうのであれば、さっさと家に帰って自己研鑽に充てるなり、休息を取るなりしたほうが時間を有効に使えます。
ただでさえ時間を切り売りして給与をもらうサラリーマン。家賃を上げることで自分の自由な時間を作れるのならば、やるほうが良いと思っています。
有給休暇・・・言うまでもないかもしれませんが、賃金が減額されずに取得できる休暇のことです。
いうまでもないですが、積極的に使うべきです。
テーマパーク含めどんなお店も基本空いている、かつ平日は利用料金が安いところも多いので、快適に過ごせてかつ支出も減らせるため、充実度ははるかに高くなります。
他にも転職活動に使ったり、自己研鑽の時間に充てたりとまとまった時間だからこそできることをやって人生の質をあげられます。
可処分所得を増やすことからは少しそれますが、普段激務に追われているなら静養に充てるのも良いです。が、できれば能動的な活動に充てるほうが良いと私は考えています。
普段やりたいと思っていても中々やる気が出なかったり、忙しかったりで後回しにしていることをやると人生の充実度が高まります。
それは趣味でもいいですし、身の回りの片付けでもやりきれるとスッキリした気分になれます。
自己啓発補助・・・本の購入やセミナーの参加費用ができる制度が広く採用されているようです。
私の勤めている会社だと書籍購入費用の補助、スポーツ活動費用の補助、勤務環境の整備にかかる費用補助があります。
興味があるけど中々手が出せない分野の学習のために書籍を購入したり、セミナーや講習に気軽に足を運んでみると生きる活力が湧いてきて楽しくなります。
勤務環境の整備費用とかこつけて私は充電ケーブルや充電器を購入しました。
本にしてもPC周辺機器に関しても、現金相当で使える制度なので使わない手はありません。
その他のよくある制度でおすすめしない制度

福利厚生制度の中には活用法が難しい制度がいくつかあります。代表的な制度と気をつけるべきポイントを紹介していきます。
財形貯蓄制度・・・従業員の指定した金額を預けて一定の利息を得られる制度です。給与所得から天引きされるため、支出を強制的にコントロールできるメリットがあります。
ただし、財形貯蓄制度の中には使用用途が制限されていたりして、引き出しの自由度が狭まることが多いので私はおすすめしません。だからこそ使いすぎてしまう人は使ってみても良いと思います。
家計簿アプリなどで支出を常日頃確認してコントロールできる人なら、財形貯蓄制度ではなくインデックス投資なり高配当株投資特にETFをおすすめします。これらは、比較的自由に引き出しが可能なので突発で現金が必要な場合でも対応可能です。
財形貯蓄制度の金利は一般的なインデックス投資、ETFと比較しても決して良いとは言い切れないこともあり、利用する際にはよく制度内容を調査してからが良いですね。
持株会・・・自身の勤める会社の株式を毎月一定額で購入する制度です。
こちらも財形貯蓄と同じく引き出しには一定の制限がかけられている場合があるので、できる限り使わず同じ額をNISAで運用したほうがいいと思います。
前提として、株式投資の専門家で無い限り、株式投資の大原則は、長期・分散です。
持株会は自社株への超集中投資になりリスクが高すぎます。いつ自社が倒産、あるいは配当金の減配を実行するか読めないのはリスクが高すぎるため、リスク分散の面でも持株会は利用しないほうが良いでしょう。
まとめ
現金と等価、現金とほぼ同じ自由度の制度を利用することでストレスを減らしつつ手元の資産を残す福利厚生制度の活用方法をお伝えしました。
福利厚生制度だけでなく、ふるさと納税などの節税制度も積極的に活用して人生の自由度を上げて行きましょう。
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